思い立ったが吉日

老犬ホームの需要や問題点、その理由なども調べてみました。

こんにちは~。

愛犬や愛猫が歳をとった時に利用できる施設があるのをご存知ですか??
『老犬ホーム(老猫ホーム)というんですけど、いま全国に急増してきているみたいなんです!
『老犬ホーム』と聞くと人間の施設老人ホームをイメージするかと思いますが、、
ざっくり言うと、まさにそんな感じです(*´Д`)
食事やお散歩、遊び(運動)や排せつなどの犬の老後のお世話を飼い主に代わって、一時的または生涯面倒をみる施設のことなんです!
しかし、近年では急増していて需要のある老犬ホームですが、問題点もあるみたいなんです。
なので今日は、老犬ホームの問題点やその理由などを調べてみました。

 

【目次】

 

老犬ホームについて

都内や地方に増えてきている老犬ホームですが、
中にはペットホテルとしても1日の短期で預けることができる施設もあるんです。
需要が増えてきているだけあって、地方や都内で調べるとたくさんの施設が出てきました。
その中でも東京都目黒区にある新施設『THEケネルズ東京』では、特に設備やサービスが充実していて安心に思えたので、例として少し紹介したいと思います。

 

名所:THEケネルズ東京[老犬ホーム&ペットホテル
住所:〒152-0012 東京都目黒区洗足2丁目19番地2号
電話番号:0120-085-808
設備・サービス:24時間スタッフ在中/全室に空調・床暖房・ライブカメラ付き/携帯アプリLINE報告

2018年8月にOPENした新施設とだけあって、施設内は綺麗な印象です。
スタッフ達は皆、看護師経験のある方々しか居ないので、シニア犬はもちろん病気がちな犬も安心して預けることができますね。
また、全室に設置されているライブカメラはリアルタイムで飼い主の携帯でも見ることができます。
ペットホテル&老犬ホームのTHEケネルズ東京では、愛犬側からしても安心して過ごせるようにヒーリングミュージックを流したりと、工夫がなされてるみたいですね。
詳細はHPを貼っておきますので、気になった方は見てみてください♪

the-kennels.tokyo

ちなみに老犬ホームですが、

郊外にも多くあるんですが、都内とは違って敷地が広いのでドックランで思いっきり遊ばせてあげられるのがメリットとなります!

しかし遠い場所に家がある飼い主にとってはなかなか愛犬に会いに行けないのがデメリットになります。
なので老犬ホームは、家庭の状況や愛犬の性格をしっかり考えて、選んであげるといいかもしれません。

老犬ホームの需要が高まる理由とは。また、その問題点は?

冒頭でも紹介した通り、老犬ホームはここ4~5年で急増しているみたいなんです。
また現在では、全国に約150施設が設立されているようです。
老犬ホームの需要が増えている理由について調べていくうちに、老犬介護の問題点が見えてきたのでご紹介したいと思います。

老犬ホームの問題点①:飼い主の高齢化

昔に比べ医療の発展や新技術の開発などによって人間もどんどん住みやすくなっているように、犬にとっても医療やドックフードの改善といった進歩で、平均寿命が延びてきています。
そして飼い主側の高齢化も進み高齢同士の"老老介護"が問題となっています。

1.子供達が独立した後、夫婦と愛犬で暮らしている

2.定年退職後は、夫婦2人になりペットを飼い始める

この様に、老齢期に差し掛かったシニア世代の飼い主が増えてきているため、だんだん年老いていく愛犬のお世話が想像以上に大変になってしまうようです。
ペットが高齢になると、人間と同様な介護が必要になる場合が大いにあるんです。
自分で食事が取れなくなる、決められた場所で排せつができなくなる、歩くのにも補助が必要になる、寝たきりになって床ずれができる、視覚や聴覚が衰えて飼い主の存在を感じることができないため不安になり夜鳴きが始まる、家具や壁にぶつかってしまうといった様々な支障が出てきてしまいます。

そうなると元気だった頃とは違い、犬と言えども高齢者からすると毎日お世話をする事はとても重労働となり、負担になりますよね。
特に大型犬となると小型犬は10㎏未満に対し、体重は25㎏以上もあります。
また、存在感もあり人懐っこくて賢い子が多い大型犬は高齢者にとても人気があるようなので
このようにお互いが老化してきたことでお世話をしきれない飼い主のために、
「老犬ホーム」の様な施設の需要が拡大してきているんです。

老犬ホームの問題点②:飼い主の急な入院、事故による飼育困難

いつどこでなにが起きるか分からないこのご時世ですから、
急な病気やケガなどで飼育が困難になることがありますよね。
普通なら他の家族に預けられますが、家族が居ない場合は老犬ホームやペットホテルに預ける選択肢しかありませんし、友人に預けるとしても長期となった場合はなかなか引き取ってもらうのは難しいと思います。

老犬ホームの問題点③:相談相手が分からない

愛犬の健康相談や病気はかかりつけの動物病院、フードについても動物病院やフードショップだと思います。
しかし、老犬の介護方法や事前準備、困りごとがあった場合は誰に聞けばいいのか分からず、インターネット検索をして情報収集するしかないと思うんです。
インターネット検索は、いつでも直ぐに調べられてとても優秀かのように思いますが、みなさんもネットの情報にどっちなの?って混乱したこともあるかと思いますが、本当にそうで書いてあること全てが正しいとは限りません。
老犬ホームにいるスタッフは、看護経験も介護経験もあるプロ達ばかりなので、まずは相談だけでもいいので一人で悩まずに、気軽に問い合わせてみるといいと思います。

老犬ホームの問題点④:飼い主による飼育放棄

シニア世代の飼い主による、犬の飼育放棄が近年では問題になっています。
東京都福祉保健局は高齢者による飼育放棄が増加したことを受けて、2016年に急遽「ペットと暮らすシニア世代の方へ」というパンフレットを作成し公開したそうです。
この"介護疲れ"を理由に、動物病院に犬の安楽死を依頼する高齢者が居るというのも、悲しいですが現状みたいです。
老犬ホームという施設の存在があることで、飼育放棄や安楽死の数が減っていけばいいですよね。

~老犬ホームの需要や問題点まとめ~

f:id:sufficient-unto-the-day:20190524091332j:plain

老犬ホームの需要や問題点、その理由をまとめてみましたがいかがでしたか?
需要が高まってきているとはいえ、まだまだ知名度が低いのが『老犬ホーム』の現状です。。
もっともっとテレビやSNSなどのメディアでも取り上げられて欲しいなって思います!
飼い主にとっては様々な問題があるかもしれませんが、それらは愛犬にとってまったく関係のないことです。
これまで家族の一員として癒しを与えてくえた愛犬たちを最後まで責任をもって面倒みてあげましょう(´・ω・)

最後に、ペットたちが一匹でも多く幸せに暮らせるように、このブログを通じてTHEケネルズ東京のような老犬ホームの存在を多くの人に知って貰えれば嬉しいです(*'□'*)!
また、これから新しくペットを飼おうと検討している方が居れば、そういった老後の過ごし方も含めて考えてあげれたらいいですね。