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救急動物病院へ行くべき猫の異常行動(症状)6選|「もしも」の時に慌てないために飼い主ができるコト

夜間に突然、愛猫の体調が悪化したとき、飼い主さんがパニック状態で何もできなければ愛猫の命に関わってしまいます(;_;)

そのため、ペットの身にいつ何が起こっても大丈夫なように日頃から情報収集を行い、夜間に駆け込める救急動物病院(夜のかかりつけ医)を決めておくことが大切になります。

もちろん、救急動物病院もどこでも良いわけではありません!
実際に受診された方々の口コミを確認して、信頼できる救急動物病院を探すことが重要です。

そこで今回は愛猫の急な痙攣や出血、急性嘔吐など、救急動物病院へ行くべき猫の異常行動(症状)を6つご紹介すると共に、いざというときに頼りになる夜間救急動物病院についてもご紹介していきます🐱🍀

猫ちゃんもワンちゃんも痛みや苦しみは言葉で伝えられないので、普段一緒にいる飼い主さんがそのSOS(症状)を見逃さないようにしてあげたいですね。

 

要注意!救急動物病院へ行くべき猫の異常行動(症状)6選

猫の異常行動を見つけた時、直ぐに救急動物病院へ連れて行くことで最悪な事態を避けられる可能性が高いものの、少しでも処置が遅れてしまうと、後遺症が残ったり命を落としてしまう危険性があるので、普段から飼い主さんが注意深く愛猫の様子を見てあげることが大切です。

さっそく救急動物病院へ行くべき猫の異常行動(症状)を6つ、ご紹介していきます。

症状①痙攣発作

猫の痙攣の原因は、てんかんや脳腫瘍、脳炎水頭症、なんらかの中毒が考えられます。

具体的には一回の痙攣が1分以上続いていたり一日に何度も痙攣発作が起こる場合は危険な状態であることを現しているため、かかりつけ医もしくは、夜間であれば救急動物病院へ連れていきましょう。
また発作中に舌や歯ぐきの色が青ざめてきている場合は、呼吸困難や呼吸停止の危険性があります。

ちなみに、愛猫が舌を噛まないように口にタオルを入れてしまうと、唾液が気道に入り呼吸困難に陥る可能性もあるそうなので、絶対に止めましょう。

症状②急性嘔吐

何度も繰り返し激しく吐いたりぐったりと横たわっている場合、中毒や食物アレルギー、腎機能不全、腸閉塞などさまざまな病気を発症している危険性があります。

またこの時横たわりながら吐いてしまうと吐物を誤嚥してしまう恐れもあるため、体を起こし吐きやすい姿勢を取らせてあげましょう。

そして吐いたあとは胃の検査の妨げになるため、水やフードは与えず、速やかに動物病院を受診するようにしてください。

症状③出血(血便・血尿)している

血便や血尿が出ている場合、細菌感染や食物アレルギーなど何らかの原因により下部消化器官でトラブルが起こっている可能性があります。
場合によっては大腸炎や腫瘍などの危険性もあり治療が遅れると命に関わりかねないため、大至急、救急動物病院へ連れていきましょう。

一方で便に少し血がついている程度であれば、便秘や異物混入などで便が硬くなり肛門が傷付いていることが考えられるため、通常、大きな心配はいりません。

症状④排尿・排便が少ない、または出ない

何度もトイレに行って排尿・排便の姿勢をするのに、少ししか出ていなかったり全く出ていない場合は尿管結石や尿道閉塞、腎機能の低下など下部尿路疾患が考えられます。
また、便秘が続くと巨大結腸症につながる危険性もあるため直ぐに救急動物病院へ行きましょう。

症状⑤開口呼吸

苦しそうに口を開けて呼吸する開口呼吸が見られたら、なんらかの原因で肺の機能が低下し、体に十分な酸素が行き渡っていない状態を示しているためとても危険です。

少しの猶予も許されないので、愛猫の体制をなくべく変えないように速やかに救急動物病院へ連れていきましょう。

症状⑥後肢麻痺

後肢麻痺は、後ろ足に力が入らず引きずって歩いたりぶらぶらさせている状態になることで、さらに足が冷たく肉球が青ざめているなどの特徴もあります。

これは主に肥大型心筋症に伴って見られる症状で、心臓でできた血栓が足の動脈に詰まり後ろ足を麻痺させるのです。

体に十分な血液を流せていない危険な状態なので、なるべく動かさないようバスタオルでくるみながら、大至急、救急病院へ連れて行ってあげて下さい。

 

年齢ごとに気を付けたい「猫がなりやすい病気」

猫にも年齢に応じて発症しやすい病気がいくつかあります。
そんな急変状況を事前に想定しておくことも、とても大切です🐱🏥

【幼猫:0歳~1歳】
幼猫は免疫機能や内臓機能が未発達のため「下痢」や「嘔吐」「膀胱炎」を起こしやすく、「結膜炎」「外耳炎」などの症状が出やすいです。

また生後7ヶ月未満の子猫は「脱水症状」を起こしやすいので注意が必要です。

【成猫:1歳~7歳】
成猫は「膀胱炎」などの泌尿器系の病気や「結膜炎」などの目の病気に関する発症が見られます。

また、肥満気味の猫には内臓の病気にも注意しましょう。

【老猫:7歳以上】

7歳以上の老猫は、命の危険を伴う「腎不全」に気を付けなければならない年齢です。

食欲不振や急に水を大量に飲むなどの変わった症状が現れたらかかりつけ医に相談しましょう。


ここまで紹介した他にも、特に子猫や若い猫の場合は、誤飲や落下事故、脱走先での交通事故などのトラブルも多いので、緊急時に駆け込める救急動物病院を事前に選定しておくと安心ですね。

愛猫の「もしも」に備えて信頼できる救急動物病院を決めておくことが大切!

 

動物を飼っている方は、ワクチンや健康診断などで日中お世話になるかかりつけ医が決まっている事が多いと思いますが、夜間などの緊急を要する場合に駆け込める救急動物病院を決めている飼い主さんは少ないのではないでしょうか。

「もしも」の事態に慌てず対処するためにも、信頼できる夜間救急動物病院を決めておくことはとっても大切なんです❗

例えば、以前news every. の特集「真夜中の動物病院」にて紹介されていた『麻布ペットクリニック(営業:20:00~翌4:00)』

放送では駆け込む飼い主と命を繋ぐ獣医師との様子が映っていましたが、ここは信頼の厚い夜間救急動物病院として有名です。

救急診察はもちろん健康チェックなどの一般診療も行っている他、〝来院できない場合〟や〝ペットの様子が変だから相談したい〟といった飼い主さんの不安にも、オンライン相談(LINE)でいつでも対応してくれるので困った時に気軽に相談できますよ🌼

 

clinic.azabupet.jp

こんな症状にも安心*麻布ペットクリニック(救急動物病院)のGoogle口コミ🐱🐶💬

利用者の実際の口コミを少しご紹介しますね!

オンライン相談を利用させて頂きました。
短期間に2度発熱した愛猫の事で、原因の可能性や今後の対処法などを丁寧な対応で親身になって相談にのってくださり、不安でモヤモヤしていた気持ちが楽になりました。
相談の病状以外にも気を配って頂き感謝しかありません。
こんな良い先生がいる病院が近くにあったらな…と切実に感じました(^^;)
我が家には5匹の猫がいます。また何か不安に思う症状等があれば利用させて頂きます。この度は本当にありがとうございました!

夜間愛犬が動かなくなり、問い合わせして伺いました。染木先生、病院スタッフの方が緊急で手術してくださり、一命を取り留めました。夜から朝までかかり、とても大変な手術だったかと思います。まだ直接お礼を伝えられていないので、近々元気になった愛犬と感謝を伝えられたらと思います。 お忙しいところ、早急に対応していただき、本当に本当にありがとうございました。

夜中の1時過ぎ猫の呼吸が難しくなってしまい(誤飲性肺炎)急遽お世話になりました。とても迅速なご対応をして頂き心から感謝しています。
初めての経験で不安でしか無く病院に到着した時こじんまりしていて不安になったのですが、先生の対応力が素晴らしくとても安心しました。お陰様で今はとても元気です!
深夜外来なのでもちろん診察代は高く付きますが、先生の素晴らしい処置には喜んで払わせて頂きました。本当にありがとうございました。また訪問診察などもやられているみたいなので、多頭飼いのうちにはとてもありがたいです!近々ワクチンをお願いしようと思います。

麻布ペットクリニックのGoogle口コミより引用

麻布ペットクリニックの先生はとても親切で丁寧、そして迅速な対応をしてくれるといった良い口コミばかり✨

またオンライン相談を利用した方も、発熱の原因や可能性、今後の対処法まで親身になって相談に乗っていただけて安心したという声がありました。

口コミは他にもたくさんあったので、気になる方はぜひ見てみて下さいね!

救急動物病院へ行くべき猫の異常行動(症状)6選【まとめ】

今回は救急動物病院へ行くべき猫の異常行動(症状)6選について主に話してきました。

愛猫にいつもとは違う症状が見られたら、様子を見つつ獣医師さんに相談することが大切です◎

とはいえ夜間診療を行っている動物病院はまだまだ少ないそうですが、「麻布ペットクリニック」のような夜間のオンライン診察を受け付けている救急動物病院もあるので、“ウチの子は健康だから大丈夫”と思わず、昼のかかりつけ医とは別に「夜のかかりつけ医」を決めておくようにしましょう!