思い立ったが吉日

Googleしごと検索(グーグルフォージョブズ)とは?求人掲載方法・表示対応は?

こんにちは!

今日は七夕ですね!あいにくの天気ですが……(-"-)

気が付けば、今年も半分終わってしまいましたね……(;'∀')

 

そういえば、半年ぐらい前からGoogleの検索画面でこんな表示が出るようになりました!

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これ、“Google for Jobs”(グーグルフォージョブズ)といって、「Googleしごと検索」とも呼ばれています。

 「事務職 求人」といった感じで検索すると、Googleの検索画面に画像のように表示されるようになったんです。

 

でも掲載方法って知っていますか?

気になったので、Googleしごと検索の掲載方法について調べてみました(・ω・)

 

【目次】

 

そもそもGoogleしごと検索Google for jobs)とは?

求人・転職情報を探していると想定されるキーワードで検索した際に、検索エンジンの上部に求人情報が表示される機能がGoogleしごと検索です!

この機能は2017年にアメリカで"Google for Jobs"(グーグルフォージョブズ)としてリリース後、さまざまな国で展開されており、現在は"JobPosting"と改称されています。 

 

そして、日本では2019年1月下旬に実装されました。

Googleしごと検索はクローラーを使って検索ユーザーに最適な求人情報を表示させます。

つまり、求人情報検索エンジンのように求人情報を閲覧することが可能ということです!

Googleの検索結果に表示されるのは上位3つまでで、この順位はどうやってつけられているのかは非公開になっていますが、検索キーワードや現在地などから上位3つを表示させていると考えられているみたいです。

 

Googleしごと検索(グーグルフォージョブズ)にはどんな特徴があるの?

 Googleしごと検索の特徴として「企業レビューの反映」が挙げられます。

日本には「カイシャの評判」や「転職会議」「Openwork(旧Vorkers)」といった、企業に対するレビューを書けるサイトがありますよね?

そういったレビューサイトの口コミを反映させることができるんです!

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例えば画像のように求人情報を見たとします。

その情報をスクロールしていくと、各口コミサイトのレビュー数がわかるようになっているんです!

 

就職・転職活動の時に口コミを見る人も多いと思います。

いちいちいろんなサイトにいってみるのは面倒ですよね?

しかし、Googleしごと検索では簡単にではありますけど口コミ件数や現社員・元社員の評価がわかるので、とても便利です!

 

Googleしごと検索(Google for Jobs)への掲載方法は?

Googleしごと検索(グーグルフォージョブズ)が便利なことはわかったんですが、採用する企業側はどのようにして求人情報を掲載すればいいんでしょうか?

掲載方法をご紹介します!

 

Googleしごと検索に対応してる媒体(求人)を利用する

求人情報を扱う大手の媒体はGoogleしごと検索への対応しています。

そのため、大手に求人情報を掲載していれば、Googleしごと検索に反映され、就職・転職者が媒体登録をしていなくても求人情報を閲覧することが可能です。

 

Googleしごと検索に対応した採用管理システムを利用する

募集から採用までを一貫して管理が可能な採用管理システム(ATS=Applicant Tracking System)を導入している企業は、Googleしごと検索に対応しているか確認してみてください。

対応していれば、特に何もせずにGoogleしごと検索に反映されます!

もし、対応していなければいつ対応になるかベンダーに問い合わせるのもありです。

 

今後導入を検討しているのであれば、Googleしごと検索対応のシステムを選ぶといいですね!

 

自社のサイトで対応する

自社サイトの求人・採用ページに「構造化データ」というものを用意すると対応可能になります。

JobPosting(旧Google for jobs)の構造化データとは下記のようなものになります。

※構造化データの一部です。

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引用元:Google求人情報

構造化データは検索エンジンのための言語を使用しており、コンテンツがリッチリザルトとして表示されるために必要なもので、求人・採用ページの裏側にこれを加えます。

そして、求人情報をGoogleに送ることで掲載されるようになります!

これについてはGoogleにも記載があったので参考にしてみてください!

参照:Google求人情報

 

Googleしごと検索(グーグルフォージョブズ)へ掲載するメリットは?

Googleしごと検索(Google for Jobs)に求人情報を掲載するにしても、メリットがなければやる意味がないですよね?

どんなメリットがあるんでしょうか?

 

Googleしごと検索への掲載料は無料

Googleしごと検索は掲載料が無料なので、コストがかかりません!

 

求人サイトへの掲載や、求人募集のリスティング広告料がかなり高額です……

リスティング広告はクリックされると料金が発生するという仕組みですが、ワンクリックで安くても1,000円、高いと8,000円以上するんだとか……

 

さらに、企業が正社員を1人雇用するのにかかるコストは40~50万円といわれています。

正規雇用(アルバイト・パート)でも5万円以上の費用がかかるらしく、どっちにしても採用のコストが高額になるのは否定できません。

参照:採用コストをかけず、いい人材・パフォーマンスを獲得するには? | HELP YOU

 

その点、自社で求人情報を作成してGoogleしごと検索に掲載すればコストの削減につながります。

 

求職者の目に触れる機会が増える

求人関係のキーワードは自然検索(オーガニック検索)で上位に表示させるのは難しいといわれているんだそうです。

実際に「事務職 求人」で検索すると、1ページ目は転職系サイトの求人情報で埋まっています。

ここに自社の求人情報を表示させるのはさすがに難しいですね……

 

しかし、Googleしごと検索に掲載すれば上位に表示される可能性があるんです!

Googleしごと検索はオーガニック検索よりも上に表示されますし、上位3位に入れば目に触れることも多くなります。

そうなれば求人情報を見てもらえる機会も増えるので、就活・転職活動中の人たちに周知できます。

 

就活中・転職活動中の人のアクセスが増える

検索している人の位置情報が反映されるのが、Googleしごと検索"Google for Jobs"(グーグルフォージョブズ)の特徴の一つでもあります。

検索しているユーザーの位置情報から、近隣の求人情報が優先的に表示されるようになっているんです。

 

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また、画像のように検索ユーザー側はカテゴリだけでなく地域や投稿日でもしぼり込みが可能なため、採用側も応募者をしぼり込むことができるのではないでしょうか?

 

Googleしごと検索(グーグルフォージョブズ)に掲載した求人の削除方法は?

募集中の求人情報が期限切れになったり、採用を終了した場合、その情報をGoogleしごと検索から削除しないといけません。

自社サイトで求人募集を出していた場合は、先ほども出てきたJobPostingの構造化データを削除します。

これで自社サイトで作成した求人情報の削除は完了です。

 

他にもいくつか方法があるようなので、詳しくはこちらで確認してください('Д')

developers.google.com

 

Googleしごと検索Google for jobsへ掲載して応募を増やす

Googleしごと検索(Google for jobs)を使うことで、検索上位表示も可能なので応募を増やすことができます。

さらに、掲載は無料なのでコスト削減にもつながります。

 

ただし、自社サイトに採用ページを作るだけでは応募数は増えません。

必ず構造化データを埋め込むことが重要なのです!

これは先ほども触れましたが、Googleに詳細が記載されているのでこちらを参考にしてみてください。

developers.google.com

 

そういえば、うちの会社でも求人出してるみたいだけどGoogleしごと検索に掲載するようにしたのかな?

今度、人事にいる同期に聞いてみようと思います(*'ω'*)