こんにちは('ω')ノ
あっという間に9月です!
まだ暑い日もありますけど気分は秋なので、早速芸術の秋に……(笑)
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムに「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ― 線の魔術」を観に行ってきました(*´з`)
といっても、美術の知識があるわけでもなく、詳しいわけでもありません(>_<)
縁あってミュシャの展覧会に行ってから、ミュシャの作品が好きになったんです(*'ω'*)
なので、もしかしたら情報が間違ってるかもしれないのであしからず……(*_*;
※写真はすべて撮影可能なエリアのものです!
【目次】
ミュシャってどんな人?
ミュシャって名前は聞いたことあっても、よく知らないって人もいると思います。
実は、2年前に六本木の国立新美術館で開催されていた「ミュシャ展」(2017年3月8日~6月5日)に行くまで私もその一人でした(笑)
ミュシャはチェコの出身
アルフォンス・ミュシャは現在のチェコ出身、パリで活躍した画家です。
1860年にオーストリア帝国領のモラヴィア(現在のチェコ)に生まれました。
名前の「ミュシャ」はチェコ語の発音だと「ムハ」に近いんだとか……。
ミュシャは、19世紀末~20世紀初めの「アール・ヌーヴォー」の時に活躍したアーティストです。
ちなみに「アール・ヌーヴォー」とは装飾様式の一つで、当時の美術運動をさすこともあります!
そして先ほど、ミュシャのことを「画家」と紹介しましたが、彼はグラフィックデザイナーやイラストレーターとしても活躍しました!
「ジスモンダ」はミュシャの出世作
出世作として有名なのはフランス人女優のサラ・ベルナール主演の宗教劇「ジスモンダ」のポスターといわれています。
年末で人手の少ない印刷所に急遽入ってきた「ジスモンダ」のポスター制作の依頼を、友人の代わりに印刷所で働いていたミュシャが受けてポスターを制作しました。
出来上がったポスターを見たサラ・ベルナールは「これからは私のために描いてほしい!」といったそうです( ゚Д゚)
そのポスターが貼りだされると、パリでも大人気になったんですよ(゚д゚)!
とってもラッキーな話に聞こえますが、ジスモンダのポスターを描いた時のミュシャの年齢は34歳。
それまでは雑誌の挿絵などで生計を立てていたそうで、人気が出たのは早くなかったんですね……
でも「ジスモンダ」で人気が出てからはサラ・ベルナールの出演する舞台のポスターはもちろん、タバコやシャンパンなどたくさんのポスター制作をすることになります。
冒頭の写真は左が「ベネディクティン」、右は「トラピスティーヌ」というお酒のポスターです。
こうしていろいろな作品を世に出していったんですね!
ミュシャの作品には連作が多い!
ミュシャの作品には「ジスモンダ」の他にも「黄道十二宮」や「ヒヤシンス姫」、「椿姫」といったものが有名なんですが……
実は連作も多いんですよね!
今回も「四つの宝石」という作品が展示されていました(^^♪
四つの宝石は「アメジスト」「エメラルド」「トパーズ」「ルビー」の4作品で1セットなんですけど、それぞれで見てもきれいな作品です。
他には「四季」や「四つの花」「四芸術」などの連作が有名だったりします!
連作ではないけど、「三つの季節:春、夏、冬」といった作品もありました(*‘∀‘)
ミュシャは曲線が綺麗!
美術の知識が乏しいので、今回の展覧会のサブタイトル「線の魔術」ってどういうことなんだろうと思っていたんですが……
曲線が綺麗すぎませんか…?
「黄道十二宮」の女性の髪の流れ方とか、「こんなに曲線って綺麗に描けるものなの?」と驚きました( ゚Д゚)
2年前の国立新美術館の展覧会のときは「スラヴ叙事詩」という大作を前に、そこまで注視してみてなかったというのもあるんですが……
これが現代の漫画家やイラストレーターにも影響を与えてるというのも納得です!
みんなのミュシャ展は渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中!
今回のミュシャ展はミュシャの作品だけじゃなくて、ミュシャに影響を受けたイラストレーターや漫画家の作品も展示されています!
こういう展覧会って滅多にないような気がするので、新鮮でした!
あまり美術館に行かないというのもありますが(笑)
「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ― 線の魔術」は渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで2019年9月29日(日)まで開催してます!
さらに!
9月22日(水)~26日(木)は20時まで、9月27日(金)・28日(土)は21時まで開館時間が延長するそうです!
気になる方は展覧会公式サイトとBunkamuraザ・ミュージアムの公式サイトを見てみてください!