YouTubeを見ていると「テロップって大事だな~」と思います。
テロップの入れ方が上手い動画はとても見やすく、入れ方次第で動画のクオリティが劇的にアップするからほんと重要な編集作業ですよね。
しかし自分で編集してみると「どう入れたらいいのか分からない」「効果的な入れ方が分からない」など悩むことがあるのかな…と(・・;)
そこで今日はYouTubeテロップの入れ方について調べてみました。
テロップを入れるメリットや入れ方のコツなど紹介していきます。
【目次】
YouTube動画に欠かせない「テロップ」って何者?
YouTubeにおけるテロップとは、画面内に映し出される文字やイラストのことを指します。
もともとはテレビ業界で使われていた編集作業で、伝えたい情報をより正確に伝えるための手段として活用されてきました。
現在はYouTube業界でもテロップ入れが定着し、華やかでインパクトあるテロップから可愛らしいアニメーションテロップなど様々なスタイルが使われるようになりました。
人気のYouTuberや再生回数の多い動画には必ずテロップが入っていて、入れ方にも工夫があります。
今やテロップはYouTube動画に欠かせない存在なのです!
YouTube動画にテロップを入れるメリット
テロップを入れると動画のクオリティがぐんと良いものに仕上がります。
入れるメリットは4つ。詳しく見ていきましょう。
①:動画の内容が伝わりやすくなる
YouTubeを見ていて「声が聞き取りにくくて内容が分からなかった・・・」という経験ありませんか?
テロップがあると音声情報だけでなく視覚情報も提供できるため、上記のような問題が起こりにくく、むしろ動画の内容が視聴者に伝わりやすくなります。
記憶にも残りやすいです。
口頭だけで説明するよりもどの情報が重要なのかがひと目で分かるので、専門的な用語が出た時や商品紹介でとくに伝えたいときにテロップを入れると視聴者も飽きずに見てくれます。
②:幅広いユーザーに見てもらえる
音声を出さずに視聴できるので聴覚に障害を持つ人や耳が遠い高齢の方、子守中に無音で視聴したいママパパなどテロップがある動画は意外にも需要が高く、内容が分かりやすければそのままファンになってくれます。
また、電車移動中にイヤフォンを忘れてしまった場合もテロップ付きであれば気軽に視聴することができます。
③:SEO対策ができる
テロップ入りの動画だとSEO効果を得ることができます。
SEOとは「検索エンジン最適化」の略称で、適切に対策することでGoogleなどの検索エンジンで上位表示させることができます。
一方でテロップを入れないでSEOを無視してしまうと、動画をアップしても上位表示されず、一向に再生回数や登録者数が増えないままになってしまいます。
④:世界から視聴者を取り込める
テロップを字幕として入れると国外からの視聴者を取り込むことができます。
「バズったきっかけは外国人の視聴者から」というパターンも珍しくなく、積極的に字幕対応をしていると思わぬところでチャンスが舞い込んでくるかもしれません!
YouTube動画にテロップを入れる方法
YouTube動画にテロップを入るには大きく2つの方法があります。
1.YouTubeの字幕機能を使う
2.専用の動画編集ソフトを使う
YouTubeの字幕機能を使う
この方法は動画内の言葉をそのまま文字にする「字幕」に近いです。
簡単にテロップを作ることができますが、フォントや色などの調整ができなかったり、文字の位置を変更できなかったり、といったデメリットがあります。
練習で手始めにテロップを入れてみたい時やテロップをシンプルに表示したい時におすすめです。
テロップの入れ方は以下の通り。
- YouTubeにログイン
- 左側のメニューから字幕を選択
- テロップ入れをするYouTube動画をクリック
- 編集する言語の字幕列にある編集を選択
- 字幕トラックパネル内のいずれかの行をクリックしてテキストを編集
- 変更が完了したら、公開ボタンで完了
専用の動画編集ソフトを使う
オリジナリティを出したい場合は専用の動画編集ソフトを使いましょう。
ソフトを使用すればテロップのデザインを好きなように作ることができます。
ソフトを選ぶ際は利用ユーザーが多いソフトを選ぶと、使い方や活用方法などがネットで公開されているので参考になると思います。
また、最初から上級者向けのソフトではなく、まずは自分のレベルに合うソフトを選びましょう。
YouTube動画のテロップ入れのコツ
動画の内容が分かりやすくなったり、幅広い視聴者に見てもらうきっかけになるテロップ。
YouTubeにおいてテロップは欠かせない存在ですが、ただ単に入れるだけではイマイチ効果は得られません…。
ポイントはコツをおさえて効果的に入れること!
よりクオリティの高い動画に仕上げることができます。
・文字を詰め込みすぎない
テロップの良いところはひと目見ただけで分かるところです。
文字がたくさんだとテロップに集中しすぎて動画全体を見ることができなくなります。 テロップは内容を簡潔に伝えるサポート的存在なので長い文章は書かず、要点を絞って短めにまとめましょう。
・見やすい字体・色を選ぶ
動画の雰囲気に合わせて字体を選びたいところですが、フォントによっては見にくい場合があります。
色についても動画の背景によっては見えにくいことがあるので、もし文字が同化してしまうときはテロップベース(文字の下につける色)を入れてみましょう。
・テロップの表示時間は長めに
表示時間が短いとテロップを読んでいる間に消えてしまいます。
停止ボタンを押さなくても大丈夫なくらい、余裕を持って読める表示時間で設定しましょう。
目安は「4文字:1秒」
ただし、色々な人が見ると考えるともう少し長めに設定してもいいと思うので、+αで数秒追加するのがおすすめです。
・効果音もテロップに入れる
動画内で効果音を使う場合は同時にテロップにも入れると、より伝わりやすくなります。
また、テロップを入れるときに大きめの文字にしたり、表示位置を調整したりと工夫するとさらにクオリティの高い動画に仕上げることができます。
・漢字とひらがなを使い分ける
テロップに文字起こしをする上で漢字表記にするか、ひらがな表記にするかで大きく印象が変わります。
例えば「~ような感じで」と「~のようなかんじで」では雰囲気の柔らかさが違いますよね。また「いわゆる」という言葉は見慣れていますが漢字の「所謂」はテロップで表示される一瞬では分かりにくいです。
逆に漢字の方がまとまりが良く見える場合もあります。
動画の雰囲気や見やすさを考えながら漢字とひらがなを使い分けてみましょう。
効率よくテロップを入れたいならショートカットを使いこなすべき!
作業効率を上げるうえでショートカットキーはとても重要です。
使うと使わないとでは編集時間に大きな差が生まれます!
ここでテロップに入れるときにおすすめのショートカットを紹介するので、活用してみてください!
- コピー:Ctrl+C
- メディア書き出し:Ctrl+M
- 直前の操作に戻す:Ctrl+Z
- やり直し:Ctrl+Shift+Z
- 切り取り:Ctrl+X
- 貼り付け:Ctrl+V
- 全選択:Ctrl+A
また自分専用のオリジナルショートカットキーを作ることもできるので、生産性を最大限に引き上げたいときは好きなようにカスタムしてみるのもおすすめです!
テロップの入れ方をプロから学んでみよう!
ここまでテロップを入れるメリットやテロップの入れ方のコツを紹介してきましたが、初めてYouTubeをやる初心者にとって、いきなり上手にテロップを入れるのは難しいですよね。
もしテロップの入れ方に苦戦していたり、何から始めたらいいか分からないという時はその道のプロから学ぶことを選択肢に入れてみましょう。
【YouTubeクリエイターズスクール Creators School Online】
画像:Creators School Online
こちらのYouTubeクリエーターズスクールでは、現役のYouTubeクリエイターがテロップの入れ方やサムネイルの作り方など実践的なスキルとYouTuberに必要なマインドセットを学ぶことができます。
特別講師には“ラファエル”や”チャンネルがーどまん”といった業界トップを走る人気YouTuberたちが在籍。
最新の知識と技術を3ヶ月短期集中で習得することができます。
この『短期集中』というのもYouTuberにとって大きなメリットで、オンラインなので自分の好きな時間に受講することができ効率良く学ぶことできます。
専門学校だと2年間ほど通う必要がありますからね…。すぐに実践で活かすことは難しい…。
今やYouTuberは人気職業のひとつで、目指す人も増えてきたのでじっくり時間をかけて学ぶよりも短期集中ですぐに活かせる方が周りと差をつけることができます。
YouTubeクリエーターズスクールについてはラファエルも動画で紹介しているので気になる方は見てみてください!
テロップの入れ方は動画の質を左右する重要な編集作業!
YouTube動画の質を左右するテロップ。
効果的な入れ方をすると動画のクオリティをぐんと上げ、再生回数や登録者数に大きな差をつけることができます。
そして、YouTubeで成功するためには視聴者の立場になり考えることも大切です。 今回ご紹介したポイントを踏まえながら、「どうテロップを入れたら見やすくなるのか」、「他のYouTuberと違うテロップは何だろう」など色々と工夫しながら動画制作をしてみてください。
コツを掴んでいくうちに結果がでて、テロップの入れ方が上達してきたことを実感してくると思います!
また、自分で進めていくなかでつまずいた時はYouTubeクリエーターズスクールのようなプロから学ぶことも選択肢に入れてみましょう。