思い立ったが吉日

アースアイズの万引対策グッズ「AIガードマン」の評判がやばい!利用料金やサービス内容を調査した結果・・

車の自動運転や感情を持つロボット、クレジットカードの不正利用検知など、人工知能(AI)産業はここ数年で急成長し、私たちの生活にも身近なものとなってきているかと思います!

そんな中、小売業界で注目されているのが“AI人工知能搭載の万引き防止カメラ「AIガードマン」”です

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【AIガードマン:スペック ee3-R】

 

仕組みはというと、買物客の行動を店内にあるAIガードマンで観察し異常行動を検知するとリアルタイムでスマートフォンへ通知。通知を受けた従業員が駆けつけ声掛けを行こない、万引きを未然に防ぐというもの。

夕方のテレビでよく特集されている、私服を着て店内に潜み万引き犯を捕まえるあのカッコイイ万引きGメンの役割を人に変わって今度はAIカメラが行うということですね。

この機能が本物なら無人店舗に設置しても安心ですし、万引きを未然に防ぐだけでなく人件費削減、ロス率の軽減など様々な効果が期待できる画期的なサービスに思います!!

ただ、大手スーパーで店長を勤める私の親戚によると…AIカメラの信憑性はかなり低く、店内でしゃがんで品出しをしている従業員にまでAIが検知し万引き犯だとスマホに通報されるようで、むしろ従業員のストレス・負担が増えたという評判を聞いたので…ちょっと、いやかなり心配要素を感じざるを得ない状況となりました(´・ω・`;)

 

そんなリアルな現場の意見を身近で聞いたこともあり、今回は万引対策グッズのAI搭載カメラ「AIガードマン」の機能と効果、利用料金、導入店舗の評判まで調査してみることにします。

経験やノウハウを持った洞察力の鋭い万引きGメンに、AI搭載カメラは勝てるのか否か。その辺はかなり気になるところですよね!

 

AI搭載万引対策グッズ「AIガードマン」とは?現在ウエルシアやライフに導入中!

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これまでの万引き対策は、商品に付けるICタグとセキュリティゲートを組み合わせた設備や、万引きGメンなどと言われる保安員や防犯カメラで監視することでした。万引きを捕捉することを目的とした方法論です。

アースアイズが提案する新しい万引き対策は、これまでとは180度異なる万引きを抑止です。犯人を捕まえるのでなく、AI技術を駆使して万引きを発生させない、全く新しいアプローチによるシステムメソッドなのです。

引用:AIガードマンについて|アースアイズ株式会社

「AIガードマン」は、NTT東日本と業務提携を結ぶアースアイズ株式会社が開発した万引対策グッズ“AI搭載高性能防犯カメラ”です。


これは、店内に設置された防犯カメラ(AIガードマン)で買物客の行動を観察し、不審な行動を感知すれば従業員の持つスマホ(アプリ)にリアルタイムで知らせ、対象者に声掛けを行うことで万引きを未然に防ぐという最新万引対策グッズになります。

AIガードマンを導入すれば店舗内で万引対策ができるようになるので、万引きGメンに依頼していた人件費の削減、万引き防止による商品ロスの削減など、様々な相乗効果が期待されています。

 

実際にスマホに来る通知アラート画面がこちら⬇

通知に設置されている「声掛けボタン」「従業員ボタン」「目的外検知」はその場面に応じて操作していくそうです。

そうして一つ一つ人工知能(AI)に機械学習させていくのでしょうか!

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実は全国の万引き被害額は年間数千億円にも達するそうで、その被害を減少・防止させることは店舗にとって大きな課題になっているんだとか。
また、その被害額の大きさに加えて万引き犯の確保や警察への対応、損害賠償請求など余計な手間やコストの発生も避けられないものとなっています。

警視庁のホームページによれば、万引き犯が万引きを諦める要因として「店舗スタッフの声掛け」が65.6%を占めるほど効果的とされており、これまでは万引きGメンに依頼していたものを、人件費のかからない「AIガードマン」の登場によりスーパマーケットや書店などの小売業で広まっているのだそう。

実際に、ウエルシア薬局やライフコーポレーション、綿半ホームエイド、ITS’DEMOなどがアースアイズのAIガードマンを導入しています。

business.ntt-east.co.jp

アースアイズの万引対策グッズ、AIガードマンの利用料金は1台23万8000円~

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次に、AIガードマンの利用料金(提供価格)についてご紹介します。

 

【初期費用(AIカメラ1台あたり)】23万8000円
【月額利用料金(AIクラウド1IDあたり)】4000円:1台のAIカメラに1ID必要
【オンラインストレージ】10GB:500円~
※その他別途でWi-Fi、ネット回線、設置料金等がかかる。(料金は全て税抜き価格)

 

アースアイズが提供する万引対策グッズ、AIガードマンの初期費用はAIカメラ1台あたり23万8000円(税別)。
月額利用料金は、AIクラウドが1IDあたり4000円(1台のAIカメラに1ID必要)で、オンラインストレージ料金が10GB 500円から。ちなみにオンラインストレージは複数のAIカメラで共有が可能になっています。

また、AIガードマンの導入にあたり必要になるネット回線やWi-Fi環境、カメラの設置、設定は実費負担とのこと。

 

アースアイズやNTT東日本の公式サイトには明確な利用料金の記載が無かった為にネットで調べた情報ではありますが、設置費用も実費なのは驚きました。

 

AIガードマン、やっぱりけっこう高級品なんですね(><)!


実際万引きGメンは一日平均18000円程の料金が発生するというので、万引きGメンと同等の効果が期待できれば安く感じますが、実際の評判が気になりますね。

ちなみにAIカメラ1台でどの範囲まで観察できるのかは分かりませんが、監視カメラって1店舗に複数設置されているので小さな店舗でも最低4台は必要になりそうですよね。

利用料金(提供価格)について詳しく知りたい方は、直接問い合わせしてみてください。

business.ntt-east.co.jp

AIガードマンの評判がやばい!?万引対策としての機能は低レベル・・?

AIガードマンの機能が本当ならすごく魅力的なので、多少料金が高くてもしっかり万引対策になるなら店舗も導入したいはずです!

さっそくネットの評判を調査してみます。

とはいえ公式サイトでは良いことしか言わないのは分かっているので、SNS・評判サイトを中心にチェックしてみました!

 

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引用:アースアイズの口コミ・評判|Twitter

「AIガードマン」、万引き被害が減るのはいいけど、シャイなマサニャンは買うのが恥ずかしい物(コンドーさんとか)を迷っている時に店員さんに通知されて声かけされたら余計に恥ずかしくなっちゃうな~(笑)

スーパーにしても書店にしても洋服屋にしても、買い物するときに迷わないことって基本無いと思いますが、今のAIガードマンの性能で普及されれば商品を迷っているとき店員さんに声掛けされた場合、「AIガードマンで万引き犯だと思われたんだな…」って感じてしまいますね;

恥ずかしいし、なんならちょっとムカつきます!笑

 

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引用:アースアイズの口コミ・評判|Twitter

万引しそうな人AIが検知「AIガードマン」を導入👮店内を不必要にウロウロ🚶も不審行動のひとつだそうで…💧私🐸書店滞在時間長~い時あります。あちらこちらウロウロ同じ場所グルグルします。😨周りから見たら不審者でしょうか?私🐸通知されちゃうかもね🚨

 私も書店行ったらウロウロすること多いので店員さんに通知いきそうで怖いです(笑)

 

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AIカメラで不審者を人工知能が判断するということで試験導入したが、アラートで駆けつけたら、座り込んで棚卸ししていたパートの方でした。。。
AIで不審者見つける前にまともなシステムつくれ!(2021.06.29)

引用:アースアイズの口コミ・評判|評判DB

評判DBの口コミ(評判)には実際に導入した店舗関係者なのでしょうか、アラートで駆けつけたら従業員の方だったそうですね;

従業員が売り場をキョロキョロしたりしゃがんだり歩き回るのは当たり前で、他にも買物客の対応や品出し、発注作業など様々な業務を行っていますが、これにいちいち反応してアラート通知が来るようでは社員の方も仕事にならない気がします。

AI人工知能というのは機械学習を繰り返すことで精度が高まり、より正確な判断ができるようになるそうですが、アースアイズのAIガードマンはもしかしたらまだ従業員と不審者の分別がついていない未完成のシステムなのではと感じました…(´・ω・`)

 

つまり“従業員も万引き犯だと感知する”ということは、お菓子売り場でしゃがんだりウロチョロしてる小学生にも反応するということですよね!?

やっぱりAI技術はまだまだ人間には勝てないんですね…。嬉しい反面ちょっと寂しいですね(´・ω・`)

今後のAI人工知能技術に期待したいです!!

アースアイズ株式会社の会社概要やAIガードマンショールームについて

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アースアイズ株式会社が提供する万引対策グッズ「AIガードマン」ですが、実際に機能のデモンストレーションが見られるショールームも用意されているようなので、会社概要と共に詳細をまとめておきます。

<アースアイズ株式会社の会社概要>

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【社名】アースアイズ株式会社
【代表】山内 三郎
【所在地】〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-1 No.R浜松町ビル5階
【設立】2015年9月16日
【事業概要】
人工知能搭載カメラ(防犯、事故防止)の開発及び販売
・ソフトウェアの開発及び販売
・コンピューターの電子情報の管理及び保管
・コンピューターの電子情報の解析、分析及び加工
・電気通信事業
【公式サイト】https://earth-eyes.co.jp/

AIガードマンのショールームはアースアイズの本社5階で行っています。
日時は平日10:00~17:00の間で、体験に行く際は予約必須となるようなので、詳しい利用ガイドや予約フォームは公式サイトを見てみてください。

earth-eyes.co.jp

アースアイズの万引対策グッズ「AIガードマン」の評判を調査した結果、機能がお粗末すぎた。

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今回は、アースアイズが提供する万引対策グッズ「AIガードマン」について、機能や利用料金、評判までまとめてきました。

結果的に言うと、AI搭載高性能万引対策グッズを謳っているAIガードマンは現時点で”品出しや接客対応を行う従業員””万引きをたくらむ犯人”との分別がついていないため、万引き犯の未然防止には繋がりにくく、誤アラートを多量に通知するため従業員への負担やストレスが増える機能だということが分かりました。

大量に通知したアラートの中に万引き犯が紛れ込んでいるかも分かりませんが、多額のコストをかけてまで導入したいサービスとはいえないかもしれませんね;
それに、従業員に余計な仕事が増えてしまっては本末転倒です!!

 

また、買い物客目線で見ると、商品を選んでいるだけで万引きをたくらんでいない一般人すらも店員さんに疑いの目をかけられる可能性があるとの事で、リラックスして買い物できなくなってしまうということも分かりました。 

 

AI人工知能を用いた最新技術というのはとても興味をそそられますが、やっぱり人間が生身で感じる洞察力や万引きGメンとしての経験、ノウハウに勝るものはないのでしょう。

とはいえ今後、何百回何千回と機械学習を行って、人間に近い知能を持つ「AIガードマン」に成長して、万引対策グッズとして小売業界を支えるシステムになってくれることを期待したいですね!